○一宮市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例

平成17年10月3日

条例第160号

(趣旨)

第1条 この条例は、公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)第172条の2の規定に基づき、一宮市の議会の議員及び長の選挙(選挙の一部無効による再選挙を除く。以下同じ。)における選挙公報の発行に関し必要な事項を定めるものとする。

(選挙公報の発行)

第2条 一宮市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)は、前条に規定する選挙が行われる場合は、候補者の氏名、経歴、政見、写真等を掲載した選挙公報を選挙ごとに1回発行しなければならない。

(掲載文の申請)

第3条 候補者は、選挙公報に氏名、経歴、政見、写真等の掲載を受けようとする場合は、その掲載文及び写真を添えて、委員会に、その指定する期日までに文書で申請しなければならない。

2 候補者は、その責任を自覚し、前項の掲載文については、他人若しくは他の政党その他の政治団体の名誉を傷つけ、若しくは善良な風俗を害し、又は特定の商品の広告その他営業に関する宣伝をする等いやしくも選挙公報としての品位を損なう事項を記載してはならない。

(選挙公報の発行手続)

第4条 委員会は、前条第1項の規定による申請があった場合は、掲載文を原文のまま選挙公報に掲載しなければならない。

2 一の用紙に2人以上の候補者の氏名、経歴、政見、写真等を掲載する場合においては、その掲載の順序は、委員会がくじで定める。

3 前条第1項の規定による申請をした候補者又はその代理人は、前項のくじに立ち会うことができる。

(選挙公報の配布)

第5条 選挙公報は、委員会の定めるところにより、当該選挙に用いるべき選挙人名簿に登録された者の属する各世帯に対して、選挙の期日の前日までに配布するものとする。

(選挙公報の発行を中止する場合)

第6条 法第100条第4項の規定に該当し、投票を行うことを必要としなくなった場合又は天災その他避けることのできない事故その他特別の事情がある場合は、選挙公報の発行の手続は、中止する。

(委任)

第7条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、委員会が定める。

1 この条例は、公布の日から施行する。

2 この条例の規定は、この条例の施行の日以後その期日を告示される選挙から適用する。

一宮市の議会の議員及び長の選挙における選挙公報の発行に関する条例

平成17年10月3日 条例第160号

(平成17年10月3日施行)

体系情報
第3類 行政委員会及び委員/第1章 選挙管理委員会
沿革情報
平成17年10月3日 条例第160号