○交通安全都市宣言

昭和36年9月27日

告示第53号

わが一宮市は、交通量のもっとも多い国道22号線が市の中心を南北に走り、東海道線・名鉄本線・尾西線・東一宮線・その他近郊に通ずるバス路線等の交通機関は市内を縦断、横断または循環し、更に近時陸運の発達に伴ないとみに激増した諸種自動車の幅輳は実に目にあまるものがあって、いたるところに交通地獄を現出している。こうした現状から交通事故は1日平均3件以上という県下最高を記録し「交通禍の街」と化している。そのうえ名神高速道路をはじめ、国鉄新幹線、名岐バイパス道路の貫通を目睫にひかえ、交通禍の脅威は、ますます増大するものと思われる。よって、市制40周年を迎えたのを機として、これら交通禍の絶滅を期し、ここに市民の総力を結集して、次の構想のもとに強力な施策を全市的に推進させるため、ここに一宮市を「交通安全都市」とすることを宣言する。

交通安全都市宣言

昭和36年9月27日 告示第53号

(昭和36年9月27日施行)

体系情報
第1類 規/第1章
沿革情報
昭和36年9月27日 告示第53号